茶道裏千家淡交会鹿児島支部のホームページを開設しました!
鹿児島支部の行事はもちろん、様々な情報をご紹介していきたいと思いますので、ご活用ください。
令和6年度鹿児島支部行事
令和6年度
茶道裏千家淡交会鹿児島支部行事
【秋の茶会】
日時:令和6年10月27日(日)
場所:仙厳園秀成荘
【11月月釜】
日時:令和6年11月17日(日)
場所:カクイックス交流センター
(かごしま県民交流センター)
参加費:700円
【茶筅供養】
日時:令和6年12月1日(日)
場所:仙厳園 秀成荘
参加費:1,500円
※一年の感謝を込めて茶筅を供養いたします。皆様の茶筅をご持参いただき、各々今年の茶道を振り返り多くの恩恵に感謝を捧げましょう。多くの皆様の御参加をお待ちしております。
*****終了しました*****
【2月月釜】
日時:令和6年2月4日(日)
場所:かごしま県民交流センター
東棟5階和室
参加費:700円
【令和6年度総会】
日時:令和6年2月23日(金曜日)
午後4時~5時
場所:仙厳園 秀成荘
鹿児島市吉野町9700-1
◆オンライン参加申し込み◆
総会はオンライン配信いたします。
申し込みはコチラ
令和6年度【第1回・第2回研究会】
日時)第1回:2月23日(金)13時~
(終身師範会員以上)
第2回:2月24日(日)10時~
(終身正会員以上)
場所)仙厳園 秀成荘 東の間
講師)加藤宗雄業躰先生
科目)第1回①台子初炭 ②大円真
③台子平花月
講義「天目茶碗と天目台について」
第2回①初炭所望
②台天目
③包帛紗
運営協力金:1000円(当日券あり)
【3月月釜】
日時:令和6年3月10日(日)
場所:かごしま県民交流センター
東棟5階和室
参加費:700円
【利休忌】
日時:令和6年4月7日(日)10時~
場所:南洲寺
【5月月釜】
日時:令和6年5月12日(日)
場所:リナシティかのや(鹿屋市)
参加費:700円
令和6年度【第3回・第4回研究会】
日時)第3回:6月8日(土)13時~
(終身正会員以上)
第4回:6月9日(日)10時~
(正会員以上)
場所)仙厳園 秀成荘
科目)第3回①初炭 ②和巾
③洗い茶巾
講義「風炉の灰形について」
第4回①長板総荘 初炭
②長板総荘 濃茶
③長板総荘 薄茶
運営協力金:1000円
【7月月釜】
日時:令和6年7月21日(日)
場所:カクイックス交流センター
(かごしま県民交流センター)
東棟5階和室
参加費:700円
令和6年度【第5回・第6回研究会】
日時)第5回:10月12日(土)13時~
(終身師範会員以上)
第6回:10月13日(日)10時~
(終身正会員以上)
場所)仙厳園 秀成荘
講師)中島宗爵業躰先生
科目)第5回①真之炭
②真之行台子
③台子 薄茶
講義「茶入について」
第6回①盆香合
②唐物
③貴人点 薄茶
運営協力金:1000円
◆オンライン参加申し込み◆
小習までの科目のみオンライン配信いたします。
※オンライン運営協力金は無料です。
申し込みはコチラ
終了しました。
茶道裏千家淡交会鹿児島青年部第73回茶道講演会
千家十職塗師十三代中村宗哲氏来鹿!
令和6年10月20日(日)
受付/呈茶:12時30分~
講演会 :14時~
場所:鹿児島県市町村自治会館
参加費:一般3,000円 学生2,000円
当日券もご用意しております
一般3,500円 学生2,000円
終了しました。
令和6年9月21日(土)・22日(日)
鹿児島支部主管
1日目)和合の茶会14:30~15:00
鵬雲斎千玄室大宗匠講演会15:00~16:00
(城山ホテル鹿児島)
交流懇親会17:00~19:00
(城山ホテル鹿児島)
記念茶会(薄茶席・濃茶席)
7:40~13:30
(仙厳園 秀成荘)
2日目)献茶式10:00~
(串良平和公園)
拝服席・点心席
(串良平和アリーナ)
※記念茶会の鹿児島支部参加者は
9月15日(日)9:30~
仙厳園 秀成荘
登録参加費15,000円
懇親会費13,000円
バス代(鹿児島・串良往復)2,000円
許状申請の受付を月釜会場で行っております。月釜が中止等の場合は許状係宛に郵送してください。毎月20日までの到着分をまとめて月末までに今日庵に申請します。
なお、許状係の住所などについては個人情報保護のため掲載しませんので、お近くの幹事にお尋ねください。
ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
令和6年度第3回・4回の研究会が開催されました。中西宗修業躰先生にお越しいただき、多くの会員の皆様がご参加ください ました。
第3回:6月8日(土) [終身正会員以上]
第4回:6月9日(日) [正会員以上]
場所)仙厳園 秀成荘 東の間
西の間(映像配信)
科目)第1回①初炭②和巾③洗茶巾
講義「風炉の灰形について」
第2回①長板総荘初炭②長板総荘濃茶③長板総荘薄茶
中西宗修先生には基本の所作、所作の持つ意味、正しい位置等、懇切丁寧に御指導いただきました。
動きの基本として、体幹がぶれないようにしながら関節を柔らかくしてお道具の取り置きをすることが大事。風炉の灰形」の講義では、何度やっても20分で出来るようになること。灰を出来るだけ細かいメッシュでふるい、乳鉢で擦り、微粒子にすることが大事であるとお話されました。また、2日目には待望の灰形の実技をしてくださり、先生の巧みな灰さじの動きで短時間に美しい灰形が作られる様子に、大変貴重な講習を受けれたことに感謝する参加者一同でした。会場でのスクリーンの設置により、炭手前や先生の灰形の手元の様子を見ていただくことが出来ました。また、新たな音響機材の購入により、会場・オンライン受講ともに聞き取りの精度が良くなってきております。
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利休居士の遺徳を偲び、厳かに法要が行われました。
日時:令和6年4月7日(日)
於)南洲寺
【利休忌法要】開式 花寄之式 供茶 読経 閉式
利休居士の遺徳を偲び,来賓の御臨席のもと厳かに法要が行われました。花寄せの式では時節の花を手向け、供茶、読経の中、御参席の皆様は静かに手を合わせました。同門の皆様は、利休様の遺徳を偲び、茶道への執心あらたにされたことと思います。法要の後の茶席は本堂にて、菓子・茶碗共に盆にのせて運び、直接御客様にお取りいただく等の配慮をしました。水屋でも布巾の代わりに使い捨ての紙ふきんを使うこと、各部署に消毒液を置く等の感染症対策は定着してきました。床に利休居士画像、経筒の花入には牡丹、花寄屏風に時節の花が活けられ、主客が清談を交わしながら、利休居士への感謝を心に抱き、和やかな御席となりました。前年度より参席者も増え、引き継がれてきた利休忌を無事に執り行うことが出来ましたこと、参加された同門一同、感謝の念にに満たされたことと思います。
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令和6年2月23日(金・祝)
於)仙厳園 秀成荘
支部長、副支部長、支部顧問、参与名誉師範の御臨席を賜り、多くの会員出席のもと、総会が開催されました。 島津忠裕支部長の御挨拶では、研究会に続いての総会出席に御礼申し上げます。日頃から裏千家茶道普及・発展へのご尽力に感謝申し上げます。今年度は、鹿児島支部主管で和合の茶会が開催されます。大宗匠は101歳になられ御来鹿されます。幹事会並びに会員に皆様の御協力のもと盤石の体制を整えてお迎えし、盛会に執り行われますようご協力のお願いをされました。
報告事項及び審議事項についてはいずれも承認が得られ、諸行事への協力依頼が述べられました。
総会はオンライン配信を行い、離島の会員などの参加がありました。
令和6年度第1回・2回の研究会が開催されました。加藤宗雄業躰先生にお越しいただき多くの会員の皆様がご参加ください ました。
日時)令和6年2月23日(金・祝)
2月24日(土)
於)仙厳園 秀成荘
講師:加藤宗雄先生
第1回(終身師範会員以上)
第2回(終身正会員以上)
科目)第1回
①台子初炭②大円真③台子平花月
講義「天目茶碗と天目台について」
科目)第2回
①初炭所望②台天目③包帛紗
加藤宗雄先生には、基本の所作、所作の持つ意味、正しい位置等、直接丁寧に御指導いただきました。点前の形につい ては丁寧な気持ちを形にする、順序や理屈にとらわれることなく、その気持ちが表出されるような形であること が大切であり、特に次の動作へ移る時は体を起こすなど一つ一つに心を入れること学ばせていただきました。 大円之真は点前の清めに古帛紗を使うことが特別であること、圓能斎が定められたことを心にして丁寧な所作 を尽くすことが大切である。形に心が備わる所作になるよう稽古 することが大切であると、ご参加の皆様は心に留め置かれたことと思います。
炭は湯に沸くように置く、茶事の場合や大寄せ委の茶会など、火が起こり湯の沸くのに良い頃合いはそれぞれ 異なるので、下火の置き方から手前で置く炭も、そのことを考える必要がある。火の起こりが良くても、速やかに 流れてしまう炭の置き方は好ましくない、炭手前の後は時間をおいてその様相を見ることも大切である。 台天目の点前も大切な道具を扱う両手の形など、心の備わった形について具体的にわかりやすくご教授いた だき、皆様にとって貴重なご指導になりました。包み帛紗は、実際に茶会や茶事で行うというより、そのような 点前がされた歴史を知り、道具組を考えて稽古をすることが望ましい。天目茶碗の講義では建窯の建盞、曜変天目、油滴天目、玳皮盞天目について、日本に伝わり伝来しているもの、実際に美術館所蔵のものに 関心を持ち、その美を知って稽古をすることは、心を込めて点前をすることの一歩であることも学びました。 オンライン配信や、会場でも炉中や手元をスクリーンに映す等の映像を使う工夫を行い、細やかな部分を見る ことが出来たとの意見もいただきました。さらに音声の聞き取りなど、充実した研究会になるよう検討をして進 めたいと思います。
令和5年度茶筅供養を開催いたしました。
日時:令和5年12月3日
場所:仙厳園
徒然庵横茶筅塚および秀成荘
島津修久名誉支部長、島津忠裕支部長、沈壽官副支部長、川原秀男顧問の御臨席のもと、同門と今年一年の茶道の諸々に感謝を込めて、茶筅供養の式が厳かに執り行われました。
今年はコロナ感染症対策が緩和されたこともあり、支部行事の他にも韓国やベトナムとの国際交流茶会の開催など対外的にも広く活動し、又全国の行事である全国高校文化祭や国体馬術競技の呈茶などにも取り組み、和敬の心を持って人と人をつなぐ茶道の大切な役割をあらためて感じることとなりました。同門の皆様は、歳の瀬に様々な感慨をもって、茶道への執心あらたにされたことと思います。
供養の後の茶席では,支部役員と青年部の協力によりご来席の皆様に一服のお茶を差し上げました。
今年一年の茶道を振り返りながら,多くの恩恵に感謝し、御家元のもと同門と共に茶道に精進できること、一服のお茶をいただけることに感謝を捧げ、一年を締めくくるなごやかなお席になりました。
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令和5年度第5回・6回の研究会が開催されました。
横山宗達業躰先生にお越しいただき、多くの会員の皆様がご参加ください ました。
第5回:11月11日(土)
終身師範会員以上
第6回:11月12日(日)
終身正会員以上
場所)仙厳園 秀成荘 東の間
科目)第5回 ①真之炭 ②真之行台子 ③台子薄茶点前
講義「真の点前について」
第6回 ①初炭手前 ②濃茶点前
③薄茶点前
(一日目)
今年最後の研究会が開催され、横山宗達先生にお越しいただきました。基本の所作、所作の持つ意味、正しい位置等、丁寧に御指導いただきました。真之炭では、羽を整えるのは点前座で、灰は11回で全部使いきること、菓子は7種(1種は水菓子、6種は作り菓子)、盆の扱いは右・左と持つが、茶入と同じ左回しで回す、拝見時、亭主が手をついて扱ったものは客も手をつく等、奥伝の貴重なご指導に会場一同が一意専心に受講しておりました。「真の点前について」の講義では使用する道具の決まり事、由来、菓子の数、種類、盛り方等詳細にご教授いただきました。
(二日目)
初炭手前では、炭は下の方を隙間を空けて良く火が起こるようにすること、客のお軸拝見は、お軸をお人だと思って一膝よける、お花は蕾を使うのは、今開かんとする凝縮された秘めた力をお茶では尊ぶこと、お茶では花の生け方に決まった形がないので、亭主のセンスが問われる等、茶の湯の心についてお話くださいました。
会場が奥に深くて後方からは見えづらい環境ですので、2日間通して会場にスクリーンを準備して点前を中心に映しました。炭手前の様子も炉の中をカメラで映すことでより皆様に喜んでいただきました。
定着してきたオンライン配信も、離島や遠方の会員にとっては必須になってきているように思います。
ご要望に応えつつ、さらに良い状況で配信が出来るよう努めて参りたいと存じます。
令和5年度第3回・4回の研究会が開催されました。
大内宗哲業躰先生にお越しいただき、多くの会員の皆様がご参加ください ました。
第3回:5月13日(土) 終身師範会員以上
第4回:5月14日(日) 終身正会員以上
場所)仙厳園 秀成荘 東の間
科目)第3回 ①初炭所望 ②大円之草 ③平花月
講義「炭手前について」
第4回 ①茶通箱 ②後炭手前 ③薄茶点前(釣瓶水指)
初炭所望の意味と茶を点てるための炭の大切さを、炭手前の所作や炭のおき方を通して学ばせていただきました。また炭手前の出来る環境の有難さに改めて気づき感謝の気持ちでいます。
花月は、その場で与えられた役割を果たすために、集中して随所に気を配ることの修練であること、花月百回朧月、百回してもすべての形を習得することは難しいが、変化に富んでいて楽しみながら修練出来ると感じました。
茶通箱は、二服の茶を点てること、人間関係に趣きをおいた茶である。ちり打ち、ちり落としについてわかりやすくご説明くださり、再認識することが出来ました。
茶席に入るための心得について、身支度を整えて手口を清める、足袋もあらためて席入りをするこの成り立ちなどとても新鮮な気持ちになりました。
オンライン配信については1日目が強い雨のために通信が不安定になったところもありましたが、会場に参加できない方々が「自宅で参加できることはこれまでにない貴重な機会でした、受けてよかったです、風炉中まで映してくださりお香が二枚入った後は白檀の香りがしたようでした」と有難い感想もありました。今後も検討を重ねて更に充実させて参りたいと存じます。
国際ソロプチミスト鹿児島50周年式典に於いて、呈茶席を設けさせて頂きました。
千容子御家元奥様、伊住弘美様が御来席され、薄茶一服差し上げることが出来ました。
日時:令和5年4月14日(金)
場所:城山ホテル鹿児島 エメラルドホール
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利休居士の遺徳を偲び、厳かに法要が行われました。
日時:令和5年4月2日(日)
於)南洲寺
【利休忌法要】開式 花寄之式 供茶 読経 閉式
新型コロナウイルス感染症対策に十分に配慮し、各部署に細やかな工夫をして開催しました。
花寄之式では時節の花を手向け、供茶、読経の中、御参席の皆様は静かに手を合わせました。
同門の皆様は、利休様の遺徳を偲び、茶道への執心あらたにされたことと思います。
法要の後の茶席は本堂にて、御客様は間隔をあけた椅子席とし、菓子・茶碗共に盆にのせて運び、直接 御客様にお取りいただく等の配慮をしました。水屋でも布巾の代わりに使い捨ての紙ふきんを使う等の配慮 をしました。床に利休居士画像、経筒の花入には牡丹、花寄屏風に時節の花が活けられ、主客が清談を交わしながら、利休居士への感謝を心に抱き、和やかな御席となりました。参加された会員一同、無事に利休忌を執り行うことが出来た感謝の心に満たされたことと思いま す。
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令和5年2月25日(土)
於)仙厳園 秀成荘
支部長、副支部長、支部顧問の御臨席を賜り、多くの会員出席のもと、総会が開催されました。 島津忠裕支部長の御挨拶では、裏千家茶道普及・発展への尽力について会員への感謝が述べられ コロナ感染症の収束を願い、万全の対策をとりながら、諸行事が行われ充実した年になるよう期待してる 事を述べられました。鵬雲斎大宗匠の百歳という慶賀、鹿児島開催の国体の馬術競技での呈茶などが 紹介され、会員一同、今年度の支部活動について希望の念を抱いたことと思います。
報告事項及び審議事項についてはいずれも承認が得られ、連絡事項では月釜や研究会の担当に ついて会員への協力依頼が述べられました。
総会はオンライン配信を行い、離島の会員等の参加がありました。
令和5年度第1回・第2回研究会が開催されました。
金澤宗達業躰先生にお越しいただき、多くの会員の皆様がご参加ください ました。
第1回:2月25日(土)
第2回:2月26日(日)
場所)仙厳園 秀成荘 東の間
西の間(映像配信)
科目)第1回①炭付花月②茶杓荘③入子点
講義「七事式について」
第2回①盆香合②貴人清次(濃茶)③流し点
基本の所作、所作の持つ意味、正しい位置等、直接丁寧に御指導いただきました。炭付花月では、花月の基本精神に「互換機鋒看子細」とあるように、稽古の修練で あり、与えられた役割の中で、機微を働かせて瞬時に判断することが求められる。安全にゆっくり茶を飲む ということをしがちであるが、札が届くのが遅くならないよう役割を果たすことも修練である。七事式の講話 でも、その始まりから、禅の精神に基づく修練を目的として確立されたことをあらためて学ばせていただきました。花月の稽古は、心を研ぎ澄まし、子細に看て適切な判断を養うという大切な茶の修練であることをあらためて学びました。
鹿児島県ではイベント開催制限の緩和がはじまっておりますが、これまで通り人数制限や適切な距離を保つ などの対策を行い、会員が安心して受講できる環境で会場設営を行いました。 仙厳園(秀成荘)の東の間・西の間の二つの会場で行い、西の間ではオンライン配信によるスクリーン視聴で 行いました。今回は事前のテストを十分に行い、通信回線が切れることなく、映像の乱れもほとんどない状態 でしたが、西の間で音声が聞き取りづらいとのご意見がありました。リモート配信で参加された皆様からは、「炭手前で炉中の拝見ができる等、業躰先生の声もよく聞き取れて、離島に居ながら有意義な研修会に参加でき感謝します」との感想をいただきました。
令和4年度茶筅供養を開催いたしました。
日時:令和4年12月4日
場所:仙厳園
徒然庵横茶筅塚および秀成荘
島津忠裕支部長、岩田英明副支部長(代理岩田和弘様),川原秀男顧問、花元宗作参与御臨席のもと,同門の皆様と今年一年の茶道の諸々に感謝を込めて,茶筅供養の式が厳かに執り行われました。今年は,コロナ禍以降中止されていた行事が再開され,又黎明館では「茶の湯と薩摩」展の開催に併せた茶会の開催等,薩摩の茶の湯や茶道の歴史を顧みる機会もいただきました。同門の皆様は,歳の瀬に様々な感慨をもって,茶道への執心あらたにされたことと思います。
供養の後の茶席では,支部役員と青年部の協力によりご来席の皆様に一服のお茶を差し上げました。今年一年の茶道を振り返りながら,多くの恩恵に感謝し,御家元のもと,同門と共に茶道に精進できること,一服のお茶をいただけることに感謝を捧げ,一年を締めくくるなごやかなお席になりました。
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令和4年度第5回・第6回研究会が開催されました。
講師に瀬川宗耕先生をお迎えし ご指導いただきました。
日時:令和4年12月10日(土)・11日(日)
場所:仙厳園 秀成荘 東の間
(西の間 映像配信)
第5回①盆点 ②台天目 ③茶碗荘
④講義「荘り物の点前について」
第6回①初炭手前 ②長緒茶入 ③薄茶点前
9月予定の研究会が台風の為に延期になり、瀬川宗耕行躰先生には歳末のご多忙中にもかかわらずお越しいただき、多くの会員の皆様が参加くださいました。
コロナ感染症対策にため公共施設大ホールでの開催が続いていましたが、約三年ぶりに仙厳園(秀成荘)の茶室での開催となりました。Zoom配信と併せて、会場では密を避けるために別室でのスクリーン映写、スピーカー音声という初の試みで行いました。インターネット接続が十分でない環境で、様々な確認をしながら臨みましたが、途中で配信や別室の映像が途切れる事態も起きました。
業躰先生の御指導による研究会は支部会員にとって大変重要な行事であるので、コロナ感染防止対策のための映像による受講については、参加された会員全員が十分な受講となるように、通信や映像・音声について改善して参りたいと思います。
二日間にわたり、基本的な所作や指導方法を丁寧にわかりやすくご指導くださり、本年、最後の研究会として点前、所作の姿、流れ、位置によって作られる座に、成り立ちの意味があることを歴史と共に学び、日々稽古に臨むことが大切であることを学びました。
二日目のZoom配信、別室でのスクリーン、スピーカーでの視聴は通信状況の改善により、ほぼ問題なく行うことが出来ましたが、音声が時々聞き取れない等の御意見もいただきました。映像による受講は、点前が拡大されてわかりやすい、遠方でも受講出来ることはありがたい等、利点の御意見も寄せられていますので、さらに検討を重ねて充実させたいと思います。
令和4年度 第3回・第4回研究会が開催されました。
講師に中野宗剛先生をお迎えし、ご指導いただきました。
日時:令和4年6月4日(土)・5日(日)
場所:かごしま県民交流センター
(大ホール)
第3回①台子初炭手前 ②行之行台子
③講義「陰陽五行について」
第4回①初炭手前 ②濃茶点前 ③薄茶点前
台子の炭手前については、天板に荘りおいた羽箒と香合や飾り火箸という、棚の炭手前とは違う扱いについて、また道具を置く位置について丁寧に御指導いただきました。炭の置き方、灰形について等、炭手前の基本についてもご指導いただき、一服の御茶をさしあげるため湯の沸くように行う炭手前の大切さを、あらためて学ばせていただきました。
行之行台子の点前では、伝来の茶入を用いて御茶をさしあげる丁寧な扱いや順序はもとより、大切な茶入に対する心の形として、伝来の道具を用いる点前の心構えとその形について学ばせていただきました。
講義「陰陽五行」については、中国の易学、自然哲学の思想であったものが日本に伝わった歴史の話から五行については、万物は「木・火・土・金・水」で成り立ち、方角「東・南・中央・北・西」や色「青、赤、黄、黒、白」、季節「春・夏・秋・冬・土用」など、すべての調和を五つで表すことを奥深く御講義いただきました。暮らしの中にも取り入れられ、茶の湯では、火と水、茶入と茶碗、丸と角などで陽と陰を組み合わせること等、陰陽五行が具現されていることを御講義いただきました。万物の調和を形にする陰陽五行について、常の稽古や茶事で心に留め置くことは、茶道のめざす「和」の心の修練になることを実感しました。貴重な御講義に感謝いたします。
(二日目)初炭手前、薄茶点前、濃茶点前では、所作(型)、流れ(順序)、位置の基本について丁寧に御指導いただきました。点前の所作には、それぞれに意味があり、細やかな部分まで意識して行うひとつひとつの型は、主客が交わる茶室で調和をとる為にとても大切であることを、あらためて学びました。
コロナ感染対策として、受講者間の距離を保つために、大ホールに茶室の舞台を設置する方法をとり、会場スクリーンに点前を大きく映す等の対策、来場できない会員へのオンライン配信を行いましたが、映像や音声の伝わり方にはまだ課題があり、会員の皆様の貴重な修練の機会である研究会について、今後、検討を重ねて参りたいと存じます。
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日時:令和4年4月9日(土)
場所:鹿児島県民交流センター(大ホール)
支部長 島津忠裕様、副支部 長沈壽官様、岩田英明様、岩元修士様、支部顧問 塩田康一県知事様、川原秀男様, 参与 名誉師範 花元宗作様に御臨席を賜り議事がとり行われました。
コロナ感染症が心配される中ではありましたが、支部長・副支部長・支部顧問の御臨席を賜り、多くの会員出席のもと令和4年度支部総会が開催されました。
支部長の御挨拶では、裏千家茶道普及・発展への尽力について会員への感謝と、コロナ禍においても,本年度は万全の予防対策を取りながら一つでも多くの行事ができるよう期待していることを述べられました。鹿児島県知事・支部顧問 塩田康一様からは、淡交会の茶道文化の普及・伝承活動、本県の芸術文化の振興への貢献に対して敬意が述べられ、島津義弘公が千利休の弟子であったことなどから薩摩に茶の湯文化が根付いたことと併せて本年実施する特別企画展『茶の湯と薩摩』への協力依頼が述べられました。
鹿児島県HP「 知事室へようこそ」に掲載されました。こちらから
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令和4年度 第1回・第2回研究会が開催されました。
講師に藤谷宗等先生をお迎えし、ご指導いただきました。
日時:令和4年4月9日(土)・10日(日)
場所:鹿児島県民交流センター(大ホール)
科目 1日目 ①和巾点 ②包帛紗 ③貴人清次薄茶
2日目 ①盆点 ②重茶碗 ③講義「茶庭について」
道具の扱い、所作について丁寧に細やかなご指導をいただきました。
細やかな礼儀というものがだんだん薄れてきている今日だからこそ、茶道の点前所作ばかりではなくて人としての修行の場であって欲しいと願われるお気持ちがよく伝わりました。一期一会の大切さを再認識し、人時処三相応の茶人として、人としての修行を積み重ねることが、ほんとうに大切なことですと切実にご教授くださいました。
コロナ感染症予防対策を行いながらでも不安がある中での開催となり、スクリーンやオンライン配信も試みての研究会には反省や課題もありますが、久しぶりで充実した研究会となりましたことを感謝申し上げます。
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令和4年4月3日、令和4年度利休忌が厳かに執り行われました。
利休居士の遺徳を偲び,来賓の御臨席のもと厳かに法要が行われました。 新型コロナウイルス感染症対策に十分に配慮し、密接を避けて人数を制限する等、各部署に細やかな 工夫をして開催しました。花寄せの式では時節の花を手向け、供茶、読経の中、御参席の皆様は静かに 手を合わせました。同門の皆様は、利休忌に茶道への執心あらたにされたことと思います。 法要の後の茶席は本堂にて、御客様は間隔をあけた椅子席とし、菓子・茶碗共に盆にのせて運び、直接 御客様にお取りいただく等の配慮をしました。感染状況が心配される中ではありますが、一同に会し利休忌を執り行うことが出来たことに感謝 するとの席主の挨拶に御参席の皆様は同感し、感謝の心に満たされたことと思います。
床に利休居士画像、経筒の花入には牡丹、花寄屏風に時節の花が活けられ、主客が清談を交わしながら あらてめて利休居士への感謝を心にした和やかな御席となりました。
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令和3年度 茶筅供養が開催されました。
日時:令和3年12月5日(日)
場所:仙巌園 徒然庵横茶筅塚および秀成荘
島津忠裕支部長、川原秀男顧問、花元宗作参与御臨席のもと,同門一同と今年一年の茶道の諸々に感謝を込めて,茶筅供養の式が厳かに執り行われました。同門の皆様は,歳の瀬に感慨をもって茶の諸々に深謝し,茶道への執心あらたにされたことと思います。供養の後の茶席では,支部役員と青年部の協力により、御来席の皆様に一服のお茶を差し上げました。令和2年度は新型コロナ感染防止対策により中止された為、1年越しの開催となりました。また今年度は4月の利休忌開催後の行事がすべて中止されましたので、参加された皆様はそれぞれに再会を喜び、同門の皆様と共に一服のお茶をいただけることに感謝を捧げ,さらには来年度の無事を願い、一年を締めくくるなごやかなお席になりました。
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令和3年4月11日、令和3年度利休忌が厳かに執り行われました。
支部役員による花寄之式に引き続き、供茶、南洲寺和尚様による読経が行われ、利休様を偲びました。
心新たに、茶道への思いをはせる一日となりました。
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令和3年度第1回研究会が開催されました。
講師に高橋宗信先生をお迎えし、ご指導いただきました。
日時:令和3年4月17日(土)・18日(日)
場所:県民交流センター
科目 1日目 ①各服点 ②盆点 ③三友之式 ④講義「茶花と茶入」
2日目 ①大津袋 ②茶筅荘 ③入子点
コロナ感染症対策のため、大ホールに舞台設置をし、椅子席で間隔をあけて行いました。その他、検温、消毒などの基本的な予防対策をとり、無事開催できましたこと、参加者の皆様に感謝いたします。
令和3年度総会が開催されました。
島津忠裕支部長、岩田英明副支部長、岩元修士副支部長 森裕之副支部長に御臨席を賜り議事がとり行われました。
日時:令和3年4月18日
場所:県民交流センター
令和2年度第1回研究会が開催されました。
講師に庄司宗健先生をお迎えし、常のの稽古を振り返る茶道の道・学・実について丁寧に御指導いただきました。
日時:令和2年2月15・16日(終身正会員以上)
場所:仙厳園 秀成荘
科目 1日目 ①初炭 ②茶入荘 ③台天目 ④続き薄茶 ⑤講義「釜について」
2日目 ①初炭所望 ②長緒茶入 ③貴人清次花月之式
令和2年度総会が開催されました。
島津忠裕支部長、沈壽官副支部長、川原秀男顧問に御臨席を賜り議事がとり行われました。
日時:令和2年2月15日
場所:仙厳園 秀成荘
令和元年度 茶筅供養
令和元年度 茶筅供養が開催されました。
日時:令和元年12月8日(日)
場所:仙巌園 徒然庵横茶筅塚および秀成荘
沈壽官副支部長御臨席のもと,同門一同と今年一年の茶道の諸々に感謝を込めて,茶筅供養の式が厳かに執り行われました。同門の皆様は,歳の瀬に感慨をもって茶の諸々に深謝し,茶道への執心あらたにされたことと思います。供養の後の茶席では,支部役員と青年部の協力により、御来席の皆様に一服の御茶を差し上げました。今年一年の茶道を振り返りながら,同門の皆様と共に茶道に精進できること,一服のお茶をいただけることに感謝を捧げ,一年を締めくくるなごやかなお席になりました。
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令和元年度 第3回研修会
令和元年度第3回研究会が開催されました。
日時:令和元年9月14・15日
科目:1日目
①炭所望 ②和巾 ③貴人点薄茶 ④投込み花月
2日目
①炭付花月 ②唐物 ③台天目
場所:鹿児島市 西本願寺
対象会員:終身正会員以上
講師に志村宗光先生をお迎えし、御指導いただきました。
和巾、唐物、台天目の点前の成り立ちと道具の扱い、所作について丁寧に御指導いただきました。
小習16か条のそれぞれには、成り立ちの意味があり、歴史と共にきちんとそのことを知り、稽古の場でその心をもって修練することが大切であることをあらためて学ばせていただきました。
花月は、その場で与えられた役割を果たすために、集中して随所に気を配ることの修練であること、花月之式、七事式の始まりと成り立ち、偈頌についてあらためて学ばせていただきました。
令和元年度青年部茶会 茶道講演会
☆青年部茶会・茶道講演会は、多くの皆様の御参加を得て盛会の裡に終えることができました。感謝申し上げます。
【青年部茶会】
日 時:令和元年8月25日(日)
場 所:かごしま県民交流センター 東棟5階
濃茶席は名水点、立礼席は涼やかな設えと桜島の意匠の立礼棚でお点前されました。
【茶道講演会】
テーマ:茶事特別研究会
日 時:令和元年8月24日(土) 講演13時~16時
場 所:鹿児島市 中央公民館
講 師:北見宗樹先生
鹿児島支部と鹿児島青年部合同で開催いたしました。
舞台上に茶室・水谷・露地を設え、茶事の実演を行いながら、業躰先生にご指導いただきました。
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平成31年4月14日、桜が舞い散る中、平成31年度利休忌が厳かに執り行われました。
支部役員による花寄之式に引き続き、供茶、南洲寺和尚様による読経が行われ、利休様を偲びました。
心新たに、茶道への思いをはせる一日となりました。
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平成30年11月17・18日、鵬雲斎大宗匠をお迎えし、『鹿児島・奄美大島・沖縄 第十九回・第二十回 和合の茶会』が開催されました。
鹿児島支部は濃茶席を担当し、昨年残念ながら中止となってしまった奄美大島での和合の茶会を受け、奄美大島支所が薄茶席を担当しました。
3支部・支所の友好を新たに深め、平和への祈りを捧げる2日間となりました。
全国よりたくさんの方にお越しいただき、盛大に開催できたことに感謝申し上げます。
平成29年12月3日、鹿児島市仙厳園内にある茶筅塚にて、1年を締めくくる茶筅供養が行われました。
1年間の感謝の気持ちを込めながら、厳かに執り行われました。